インプラント implant
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しっかり噛めるように人工歯根を埋め込みます implant
失った歯の機能回復のための治療で歴史が古いのは入れ歯治療で、次はブリッジ治療、そしてインプラント治療と続きます。入れ歯は比較的かんたんな治療で済み、短期間で完成し、保険診療を選択すれば費用を抑えられます。ブリッジ治療も比較的短期間で済みますが、となりの歯に大きな負担をかけてしまいます。
その点、顎の骨に人工歯根を埋め込むインプラント治療は、外科手術が必要で、比較的高額な診療ですが、インプラントが自立して、まわりの歯に大きな負担をかけません。それぞれの治療に特徴がありますので、患者様に合う治療法を選ぶことが大切です。
健康な歯を削らない治療 Treatment that does not sharpen healthy teeth
むし歯治療の基本は、できるだけ歯への負担を減らすことです。細菌に汚染された部分を取り除き、健康な歯質はできるだけ残すのです。また歯の中の神経をなるべく残し、さらに可能なかぎり抜歯を避けます。歯を削るということは、むし歯になるリスクを高めることでもあります。マイクロスコープなどを活用しどんなに精度を高めた治療を行っても、健康な天然歯にはかなわないからです。
失った歯の機能回復のためのブリッジ治療は、両方のとなりの歯を削って支台にします。健康な歯質の一部を削られたうえに、3本分の荷重を2本の歯で支えなければなりません。そのため、過度の負担がかかり、その支台の歯の寿命を縮めてしまうリスクを負うのです。
インプラントについて About implants
インプラント治療とは、失った歯の機能回復のために顎の骨にインプラント(人工歯根)を埋め込んで、その上に支台を立て、セラミック製の被せ物を装着したり、特殊な入れ歯を使ったりする治療です。生体親和性が高いチタン製の人工歯根を顎の骨と結合させるので、強い力で噛むことができます。自分の歯に近い感覚を得られるとともに、刺激が顎の骨にも伝わるので、顎が痩せてしまうのを抑制します。
インプラント治療のメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
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デメリット |
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世界シェアNo.1のストローマンを採用 Adopting the Straumann with the world's No. 1 market share
当院のインプラント治療は、世界70か国以上で使用されているスイスのインプラントメーカー「ストローマン」を採用しています。ストローマンは半世紀近い歴史を持ち、世界中で信頼されているインプラントメーカーです。体内に埋め込むインプラント自体の安全性も高く、インプラント治療に不安のある方も安心して治療を受けていただけます。
インプラント・ブリッジ・入れ歯の違い Differences between implants, bridges and dentures
※表は左右にスクロールして確認することができます。
インプラント治療 |
ブリッジ治療 |
入れ歯治療 |
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概要 | 人工歯根を埋め込み支台にする方法 | 連結した人工歯を装着する方法 | 取り外し可能な装置を装着する方法 |
対応本数 | 1本からすべての歯まで | 数本 | 1本からすべての歯まで |
まわりの歯への影響 | ほとんど負担をかけない | 支台にするとなりの歯に大きな負担がかかる | バネをかける歯に大きな負担をかける |
顎の骨への影響 | 刺激が伝わるので痩せにくい | 痩せやすい | 痩せやすい |
美しさ | 天然歯に似せることができる | 自費診療の素材を使うと自然に見える | 顎の骨が痩せると口元にしわがよりやすい |
清掃 | 歯ブラシや歯間ブラシを使った丁寧な歯みがきが必要 | 丁寧な歯みがきが必要 | 通常の歯みがきとともに、入れ歯の清掃が必要 |
治療期間 | 人工歯根が顎の骨に結合するための時間が必要なので、治療期間が長め | お口の状態により2週間~2ヶ月ほどで治療可能 | 入れ歯の形状やお口の状態により、2週間~2ヶ月ほどで治療可能 |
欠点 |
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費用 Cost
インプラント
1本の場合
インプラント1次手術(事前検査料込) | 基本275,000円(税込) |
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※2次手術以降は、その都度のお支払いです
※上部構造(被せ物)は別途お選びいただきます
※上部構造装着後は毎月のメンテナンスが必要です